マカロニ・ウエスタン DVD情報
(蔵臼金助氏 提供)

荒野の大活劇 -デジタル・リマスター版- (→Amazon

発売日:2013/4/2

原題:VIVI O PREFERIBILMENTE MORTI
製作:1969年 イタリア
日本公開:1970年(配給:日本ヘラルド映画)

画面:4:3スタンダードサイズ(オリジナル)
仕様:カラー / 102分 / 片面2層 / 1枚組
音声:
 1.イタリア語ドルビーデジタル2.0chモノラル(オリジナル)
 2.英語ドルビーデジタル2.0chモノラル(オリジナル)
 3.日本語ドルビーデジタル2.0chモノラル(吹替)
字幕:
 1.イタリア語用字幕
 2.英語用字幕
 3.吹替用字幕


【解説】
“マカロニ・ウエスタンの貴公子(プリンス)”として、女性にも絶大な人気のあったジュリアーノ・ジェンマの功績は、マカロニ・ウエスタンの“陽”の魅力を爆発的に拡散させたことにある。そのキザで明るく爽やかなキャラクター、運動神経抜群の軽快なアクションは、クリント・イーストウッド、フランコ・ネロなどのニヒルなキャラクターとは異なり、彼独自のものだ。
イタリア製西部劇ブームが終焉に向かいつつある70年代に入って公開された本作は、残念ながら日本で最後に劇場公開されたジェンマ作品となってしまったが、後にパロディを盛り込み、次第にコメディタッチになって行ったマカロニ・ウエスタンの方向付けをした作品として興味深い。実生活でもジェンマの友人である、当時ミドル級チャンピオンだったプロボクサー、ニーノ・ベンヴェヌーティとの共演も息が合った佳作。

【ストーリー】
叔父の遺産を相続することになり、東部から来た伊達男モンティ(ジェンマ)と田舎育ちであか抜けないテッド(ニーノ・ベンヴェヌーティ)は、20年ぶりに再会する。だが、30万ドル相続の条件と言うのが、性格も好みもまったく異なる兄弟が6ヶ月間、仲良く一緒に過ごすというものだった。欲の無いテッドをそそのかし、遺産を手に入れようと企むモンティ。最初はいがみ合っていた彼らだったが、お尋ね者ジム一味の襲撃に遭って全財産を奪い取られる。無一文になった二人は、試しに銀行襲撃や駅馬車強盗をやってみるものの、持ち前の人の良さから失敗に終わってしまう。さらには、誘拐してきたじゃじゃ馬娘(シドニー・ローム)と三角関係に陥り…。

【キャスト】
ジュリアーノ・ジェンマ(「荒野の1ドル銀貨」)
ニーノ・ベンヴェヌーティ
シドニー・ローム(「危険なめぐり逢い」)
アントニオ・カサス(「続・荒野の1ドル銀貨」)
クリス・ヒュエルタ(「ガンマン牧師」)

【スタッフ】
監督・脚本:ドゥッチオ・テッサリ(「アラン・ドロンのゾロ」)
脚本:ジョルジュ・サルヴィオーニ(「華麗なる殺人」)
撮影:チェザーレ・アルリオーネ(「楽園を求めて」)
音楽:ジャンニ・フェリオ(「荒野の1ドル銀貨」)


懐かしのTV吹替版で蘇る“マカロニ・ウエスタン”傑作選、3ヶ月連続リリース!
好漢ジェンマのマカロニ・ウエスタン最後の日本公開作が待望のTV放映版吹替音声収録で初登場!

列車強盗、銀行襲撃、美女誘拐!
遺産相続をめぐりおかしな兄弟が西部を巻き込んで大騒動!

★オリジナルネガよりデジタルリマスタリングしたニューマスター版
★TV版日本語吹替音声(NET「日曜洋画劇場」版)を収録
※NET:現・テレビ朝日
※吹替音声は、一部音源の無い部分がオリジナル音声・日本語字幕となります。
★ファン垂涎!貴重な特典映像を収録

【映像特典】
●予告編(イタリア版/アメリカ版の2種類)
●英語版オープニング
●フォト・ギャラリー


新・脱獄の用心棒 -デジタル・リマスター版- (→Amazon

発売日 2013/4/2

原題:VIVA LA MUERTE...TUA!
製作:1972年 イタリア/スペイン/西ドイツ
日本公開: - (TV放映のみ)

画面:16:9スコープサイズ
仕様:カラー / 99分 / 片面2層 / 1枚組
音声:
 1.英語ドルビーデジタル2.0chモノラル(オリジナル)
 2.日本語ドルビーデジタル2.0chモノラル(吹替)
字幕:
 1.英語用字幕
 2.吹替用字幕



【解説】
残虐描写とグルーミーな雰囲気、主人公のニヒルで厭世的なキャラクターが特徴だったイタリア製西部劇は、『荒野の大活劇』(69)あたりから少しずつ方向性を変え、1970年の『風来坊/花と夕日とライフルと…』の空前のヒットで、完全にコメディ化の道を歩み始めた。本作はその影響下に作られた作品で、『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』の英語版ダイアログを担当し、役者として『ゴッドファーザー PARTIII』『レンタ・コップ』などにも出演しているミッキー・ノックス製作総指揮のもと、ベテラン、ドゥッチオ・テッサリが監督している。
『豹/ジャガー』『ガンマン大連合』などで欧州から流れてきたガンマン役に自信をつけたフランコ・ネロは今回、謎めいた皇太子を名乗るガンマンを演じ、相手役をリン・レッドグレイヴ(ネロはリンの姉であるヴァネッサ・レッドグレイヴと、『キャメロット』で共演してから同棲生活を経て、40年後の2006年に結婚している)、コメディリリーフ役のメキシコ人を『続・夕陽のガンマン』のイーライ・ウォラックが好演した。

【ストーリー】
牧師に扮し、教会で強盗を働き逃走中、3人の男たちに呼び止められる自称皇太子のオルロウスキー(F・ネロ)。男たちはオルロウスキーを脅し、メキシコ知事が隠したという100万ドルの在り処を聞き出そうとする。凄腕のガンマンでもあるオルロウスキーはあっさりと3人を返り討ちにする。一方、アイルランド人のジャーナリスト、メアリー(L・レッドグレーヴ)は、メキシコ革命の英雄エル・サルバドルを脱獄させるよう画策する。100万ドルのありかは、ユマの刑務所に投獄されているロゾヤ(E・ウォラック)だけが知っていた。それぞれの思惑を抱くオルロウスキー、メアリー、ロゾヤたちは、運命に導かれるように、ユマの刑務所で顔を合わせる…。

【キャスト】
フランコ・ネロ(「続・荒野の用心棒」)
イーライ・ウォラック(「続・夕陽のガンマン」)
リン・レッドグレーヴ(「弾丸特急ジェット・バス」)
マリル・トロ(「情無用のジャンゴ」)
ホルスト・ヤンセン(「マーフィの戦い」)
エドゥアルド・ファヤルド(「続・荒野の用心棒」)

【スタッフ】
監督:ドゥッチオ・テッサリ(「荒野の大活劇」)
脚本:マッシモ・デ・リタ(「アマゾネス」)、ギュンター・エバート(「ドリアン・グレイ/美しき肖像」)、ディノ・マイウリ(「アマゾネス」)、ファン・デ・オルドーニャ(「アラゴンの要塞」)
撮影:ホセ・F・アグアイヨ(「地獄から来たプロガンマン」)
音楽:ジャンニ・フェリオ(「荒野の大活劇」)


懐かしのTV吹替版で蘇る“マカロニ・ウエスタン”傑作選、3ヶ月連続リリース!
二大スターが火花を散らすテッサリ版「豹/ジャガー」!日本語吹替音声収録で待望の初DVD化!

ネロVSウォラック、マカロニ・ウエスタンの陰と陽!
これを観ずして死ねるか!

★マカロニ・ファン待望の国内初DVD化
★オリジナルネガよりデジタルリマスタリングした16:9ワイドスクリーン版
★TV版日本語吹替音声(テレビ東京「木曜洋画劇場」版)を収録
※吹替音声は、一部音源の無い部分がオリジナル音声・日本語字幕となります。
★ファン垂涎!貴重な特典映像を収録

【映像特典】
●俳優イーライ・ウォラックのインタビュー(19分25秒)
●予告編(イタリア版/アメリカ版の2種類)
●別バージョン・オープニング(アメリカ版/インターナショナル版の2種類)
●フォト・ギャラリー


砂塵に血を吐け -デジタル・リマスター版- (→Amazon

発売日:2013/5/2

原題:1000 DOLLARI SUL NERO
製作:1967年 イタリア/西ドイツ
日本公開:1968年(配給:日本ヘラルド映画)

画面:16:9スコープサイズ
仕様:カラー / 104分 / 片面2層 / 1枚組
音声:
 1.イタリア語ドルビーデジタル2.0chモノラル(オリジナル)
 2.日本語ドルビーデジタル2.0chモノラル(吹替)
字幕:
 1.イタリア語用字幕
 2.吹替用字幕



【解説】
親子・兄弟の骨肉の争い、因縁と愛憎はマカロニ・ウエスタンの専売特許のようなものだが、本作もまた、血で血を洗う兄弟の因縁物語となっている。主演としてはマカロニ・ウエスタン最多出演本数を誇るアンソニー・ステファンと、『太陽の下の18才』『狂ったバカンス』などで青春スターとして人気のあったジョン・ガルコが殺し合う兄弟を演じ、特に凶悪な弟サルタナ役を演じたジョン・ガルコは、本作で一躍マカロニ・ウエスタン俳優として注目された。
『西部悪人伝』など“Sabata”シリーズのアーキタイプである“サルタナ”シリーズはジョン・ガルコの看板映画となり、キャラクターこそ異なるものの、主人公の名前は本作がそのきっかけとなり名付けられた。

【ストーリー】
無実の罪で投獄されていたジョニー(A・ステファン)が、故郷の町へと帰って来る。シャバの空気にまだ慣れぬ彼が見たのは、12年ぶりに再会した弟サルタナ(J・ガルコ)。弟は無法者の群れを引き連れ、町の用心棒を口実に傍若無人のふるまいを行っていた。かつての恋人はサルタナの妻となり、ジョニーは新たにホセリータ(E・ブラン)という娘と知り合う。ホセリータはジョニーが殺し、投獄される原因を作った男の娘だった。根っからの悪党、弟サルタナの次第にエスカレートする暴力。兄を目障りに感じ始めたサルタナは、ホセリータを誘拐・監禁し、ジョニーの耳に入るよう仕向ける。ジョニーは腹にダイナマイトを巻きつけ、弟一味が待ち構えるアジトへ向かうが…。

【キャスト】
アンソニー・ステファン(「地獄から来たプロガンマン」)
ジョン・ガルコ(=ジャンニ・ガルコ「戦場のガンマン」)
ジェリー・ウィルソン(=ロベルト・ミアーリ「地獄から来たプロガンマン」)
キャロル・ブラウン(「ブーベの恋人」)
エリカ・ブラン(「呪いの館」)

【スタッフ】
監督:アルバート・カーディフ(=アルベルト・カルドーネ「地獄から来たプロガンマン」)
脚本:エルネスト・ガスタルディ(「怒りの荒野」)、ヴィットリオ・サレルノ(「情無用のガンファイター」)
撮影:ジーノ・サンティーニ(「女囚監獄」)
音楽:ミケーレ・ラチェレンツァ(「荒野の身代金・血闘2万ドル」)


懐かしのTV吹替版で蘇る“マカロニ・ウエスタン”傑作選、3ヶ月連続リリース!
孤独なトランペットの名調子が彩るマカロニ決定版待望の初ソフト化実現!!聴け!そして観ろ!

宿命の兄弟、運命の決闘!引くに引けない男の意地―

★マカロニ・ファン待望の国内初ソフト化
★オリジナルネガよりデジタルリマスタリングした16:9ワイドスクリーン版
★TV版日本語吹替音声(TBS「月曜ロードショー」版)を収録
※吹替音声は、一部音源の無い部分がオリジナル音声・日本語字幕となります。
★ファン垂涎!貴重なイタリア版オリジナル予告編を収録

【映像特典】
●イタリア版オリジナル予告編(3分51秒)


荒野の墓標 -デジタル・リマスター版- (→Amazon

発売日:2013/5/2

原題:DOVE SI SPARA DI PIU
製作:1967年 イタリア/スペイン
日本公開:1967年(配給:東京第一フィルム)

画面:16:9スコープサイズ
仕様:カラー / 88分 / 片面1層 / 1枚組
音声:
 1.イタリア語ドルビーデジタル2.0chモノラル(オリジナル)
 2.日本語ドルビーデジタル2.0chモノラル(吹替)
字幕:
 1.イタリア語用字幕
 2.吹替用字幕



【解説】
『モンテ・クリスト伯』(『星空の用心棒』)、『カルメン』(『裏切りの荒野』)、『宝島』(『十字架の用心棒』)…パロディ精神が旺盛なイタリア人は、マカロニ・ウエスタンがブームになり、乱作されると、新作のアイデアを古典に求めるようになる。『にがい米』『郵便配達は二度ベルを鳴らす』など、イタリアン・ネオレアレスモの傑作で脚本の腕を磨いたジャンニ・プッチーニが題材に選んだのは、『ロミオとジュリエット』だった。
レオナルド・ディカプリオ主演、新解釈で描かれた『ロミオ&ジュリエット』(1996)にもマカロニ・ウエスタン的なアクション演出が見られたが、ウィリアム・シェイクスピアが16世紀に書いたこの恋愛劇には、愛と復讐、裏切り、殺人…マカロニ・ウエスタンとしてリメイクするには最適の要素に満ち溢れている。
ロミオ役を演じたのは、どことなくディカプリオを彷彿とさせる甘いマスクが売り物だったピーター・リー・ローレンス。数々のイタリア製西部劇で活躍したが、彼の主演作がDVD化されるのは本邦初となる。ジュリエット役は、『象牙色のアイドル』『悪魔の墓場』などでホラー・ファン、ジャーロ・ファンに人気のあるクリスティーナ・ガルボ。本作でもその清楚な容姿が印象に残り、ファンの間で語り継がれた。

【ストーリー】
血で血を洗う激しい抗争を続ける、アメリカ人開拓者のマウンターズ一家と、メキシコ人のカンポス一家。マウンターズ家のジョニー(P・L・ローレンス)とカンポス家のジュリエッタ(C・ガルボ)は恋に落ち、許されない愛に生きようと決心する。駆け落ちしようとした二人だが、それぞれ相手方に囚われの身になってしまう。最期の決着をつけるべく、激しい銃撃戦を繰り広げる両家。飛び交う銃弾の中、ジョニーとジュリエッタは両家の間で抱き合う。愛し合う二人の姿に一度は銃声が止むが、すぐに銃撃戦が再開。両家は血で血を洗う殺し合いを続け、激しい戦いに挟まれた若い二人は…

【キャスト】
ピーター・リー・ローレンス(「つむじ風のキッド」)
クリスティーナ・ガルボ(「悪魔の墓場」)
マリア・クアドラ(「復讐のダラス」)
ピエロ・ルッリ(「ミスター・ノーボディ」)

【スタッフ】
監督:ジャンニ・プッチーニ(「4次元の情事」)
脚本:ブルーノ・バラッティ(「4次元の情事」)、マリア・デル・カルメン・マルティネス・ロマン(「38口径」)
撮影:マリオ・モントゥーリ(「女と男と金」)
音楽:ジーノ・ペグリ(「オイル・パニック」)


懐かしのTV吹替版で蘇る“マカロニ・ウエスタン”傑作選、3ヶ月連続リリース!
「悪魔の墓場」のクリスティーナ・ガルボ主演でおくるマカロニ版“ロミオとジュリエット”待望の初ソフト化!

惹かれ合う二人に死神が微笑む時、一族全滅の狼煙が上がる!

★マカロニ・ファン待望の国内初ソフト化
★オリジナルネガよりデジタルリマスタリングした16:9ワイドスクリーン版
★TV版日本語吹替音声(フジ「ゴールデン洋画劇場」版)を収録
※吹替音声は、一部音源の無い部分がオリジナル音声・日本語字幕となります。
★ファン垂涎!貴重な特典映像を収録

【映像特典】
●イタリア版オリジナル予告編(3分15秒)
●フォト・ギャラリー


七人の特命隊 -デジタル・リマスター版- (→Amazon

発売日:2013/6/4

原題:KILL THEM ALL AND COME BACK ALONE
製作:1968年 イタリア/スペイン
日本公開:1970年(配給:MGM)

画面:16:9スコープサイズ
仕様:カラー / 96分 / 片面1層 / 1枚組
音声:
 1.英語ドルビーデジタル2.0chモノラル(オリジナル)
 2.日本語ドルビーデジタル2.0chモノラル(吹替)
字幕:
 1.英語用字幕
 2.吹替用字幕


【解説】
タランティーノが最も敬愛するイタリア人、『イングロリアス・バスターズ』の元ネタとなった『地獄のバスターズ』のエンツィオ・G・カステラッリ監督の代表作。マカロニ・ウエスタンは荒野をさすらう孤高の一匹狼を主人公に据えることが多いが、『野獣暁に死す』などに代表される、プロフェッショナル同士の連携と友情を軸に、困難なミッションを達成させる過程をスリリングに描く作品もいくつか存在する。
アメリカからTVシリーズ『ライフルマン』で絶大な知名度を誇っていたチャック・コナーズを主演に招き、当時30歳だった若手のカステラッリ監督が手腕を奮い、マカロニ・ウエスタンの非情さと本格派ハリウッド製西部劇のスケールの大きさを兼ね備えた傑作に仕上げた。マカロニ・ファンには人気の高いコンポーザー、フランチェスコ・デ・マージが作曲、ラオールが熱唱する主題歌も高揚感を掻き立てる。

【ストーリー】
「皆殺しにして、独りで帰って来い」 南軍司令部がクライド(C・コナーズ)に下した命令は、5人のならず者を率いて、北軍の砦の火薬庫に保管されている金貨の強奪だった。早撃ちのガンマン、怪力の大男、ナイフ投げの達人、爆発物のプロ、軽業師…いずれも、ひと癖も二癖もある悪党どもと、監視役の情報将校リンチ大尉(F・ウォルフ)を引き連れた“七人の特命隊”は、難攻不落の砦を目指す。絶妙なチームワークを見せてミッションを達成。仲間同士の連帯感も生まれて、その最期に待っているのは、主人公が最初に受けた情け無用の命令。クライドははたして仲間全員の口をふさぎ、独りで戻って来れるのか?

【キャスト】
チャック・コナーズ(「デビルズ・ゾーン」)
フランコ・チッティ(「ゴッドファーザー」)
フランク・ウォルフ(「ウエスタン」)
レオ・アンチョリス(「オニオン流れ者」)
ケン・ウッド(「ケオマ・ザ・リベンジャー」)

【スタッフ】
監督:エンツィオ・G・カステラッリ(「黄金の三悪人」)
脚本:ティト・カルピ(「黄金の三悪人」)、フランチェスコ・スカルダマーリャ(「マザー・テレサ」)、ジャクリン・R・ヘルナンデス(「アリゾナ無宿・レッドリバーの決闘」)、エンツィオ・G・カステラッリ
撮影:アレハンドロ・ウロア(「豹/ジャガー」)
音楽:フランチェスコ・デ・マージ(「チコと鮫」)


懐かしのTV吹替版で蘇る“マカロニ・ウエスタン”傑作選、3ヶ月連続リリース!
情け無用の密命に、抜きつ抜かれつの決死のミッション!マカロニ戦隊アクション不朽の名作、初ソフト化!

どう盗る!どう殺す!どう逃げる!娯楽に徹した超大型アクション!

★マカロニ・ファン待望の国内初ソフト化
★オリジナルネガよりデジタルリマスタリングした16:9ワイドスクリーン版
★TV版日本語吹替音声(フジ「ゴールデン洋画劇場」版)を収録
※吹替音声は、一部音源の無い部分がオリジナル音声・日本語字幕となります。
★ファン垂涎!貴重なアメリカ版予告編を収録

【映像特典】
●アメリカ版予告編(1分57秒)


復讐の用心棒 -HDリマスター版- (→Amazon

発売日:2013/6/4

原題:IL MIO NOME E PECOS
製作:1967年 イタリア
日本公開:1970年(配給:東宝東和)

画面:16:9スコープサイズ
仕様:カラー / 83分 / 片面1層 / 1枚組
音声:
 1.イタリア語ドルビーデジタル2.0chモノラル(オリジナル)
 2.日本語ドルビーデジタル2.0chモノラル(吹替)
字幕:
 1.イタリア語用字幕
 2.吹替用字幕


【解説】
マカロニ・ウエスタンが世界的にヒットした要因の一つとして、主人公をそれまでの西部劇のヒーローであった白人ではなく、第三世界、特にラテン系のキャラクターが務めたことも大きい。それ迄の西部劇では脇役、悪役、殺され役であった黒人、インディアン、メキシカンが主役となり、画面に顔のアップが映し出され、恰好よい決め台詞を吐き、白人と対等に戦う。特にトーマス・ミリアンが演じたマイノリティの活躍は、南米を中心におおいに人気を博した。本作のオープニングにおいて、早撃ちを決めた主人公は独り言を吐いて、決める。「俺の名かい? 俺の名は、ペコスさ」。そして流れる主題曲。メキシコ人観客が喝采したのも頷ける、イタリア製西部劇らしい、スタイリッシュなアヴァン・タイトルだ。
主人公ペコスを演じたのは、『禿鷹のえさ』『脱獄の用心棒』のロバート・ウッズ。どうらんを顔に濃く塗り、目張りをしてメキシコ人ヒーローに扮した彼は、塩を舐めながらの独特のテキーラの飲み方でラテンアメリカの主人公になりきる。本作のこのヒーロー像は南米で大人気となり、続編の『虐殺砦の群盗』も製作された。監督は『荒野の金貨』のマウリツィオ・ルチディ。
「朝日のあたる家」のメロディによく似た主題曲、音楽を『真昼の用心棒』のラッロ・ゴーリが担当した。

【ストーリー】
無法者クライン一味が、ヒューストンの町を荒らしまわる。そこへ現れたのはメキシコ人ガンマン、ペコス(R・ウッズ)。南北戦争時、彼の家族を虐殺したクライン(N・クラーク)に復讐をはたすべく、彼を追って来たのだ。ペコスは偶然、8万ドル強奪の犯人が酒場の主人テダー(L・カッセル)であることを知る。テダーは現金を酒樽に隠し、バートン家に預けた。ペコスはダイナマイトと共に現金を持ち去る。ペコスを探していたクラインは、バートン(J・ラファエリ)を殺害。彼の娘を人質にペコスに金のありかを迫る。

【キャスト】
ロバート・ウッズ(「虐殺砦の群盗」)
ノーマン・クラーク(=ピエロ・パオロ・カポーニ「歓びの毒牙」)
ルチア・モドゥーニョ(「さすらいのガンマン」)
ペーター・カルステン(「ツェッペリン」)
ルイ・カッセル(「笑う大捜査線」)
ジュリアーノ・ラファエリ(「必殺の用心棒」)

【スタッフ】
監督:マウリツィオ・ルチディ(「虐殺砦の群盗」)
脚本:アドリアーノ・ボルツォーニ(「豹/ジャガー」)
撮影:フランコ・ヴィラ(「新・黄金の七人=7×7」)
音楽:ラッロ・ゴーリ(「真昼の用心棒」)


懐かしのTV吹替版で蘇る“マカロニ・ウエスタン”傑作選、3ヶ月連続リリース!
ギターの音色は死の葬送曲―ファン待望のロバート・ウッズ主演作まさかの日本語吹替収録で初ソフト化!

復讐するは我にあり!名乗り様の必殺の抜き撃ちが荒野に響く―

★マカロニ・ファン待望の初ソフト化
★オリジナルネガよりHDリマスタリングした16:9ワイドスクリーン版
★TV版日本語吹替音声(TBS放映版)を収録
※吹替音声は、一部音源の無い部分がオリジナル音声・日本語字幕となります。
★ファン垂涎!貴重なイタリア版オリジナル予告編を収録

【映像特典】
●イタリア版オリジナル予告編


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