イタリアン・ホラー関連 写真資料 (Togetter「蔵臼金助氏によるイタリア映画(主にジャッロ)界写真資料」)

 昨晩、夢の中に白い服を着た少女が出てきて、白いボールを抱えながら、にやりと笑って言うですよ。
「貴方はプロフにジャッロ云々と書いておきながら、いつもつぶやくのはマカロニウエスタンと銃ばかりなのね....(怨)」
 怖いので、少しジャッロ関係がお好きな方々には興味深いかもしれない話を少し。...ああ、首の辺りが何だかw
 オフィスの整理をしていたら、カンヌとシッチェス関連の資料と写真が少し出てきたので、UPします。いい写真が殆ど無くなっちゃっているので、いつかネガから起こしてUPしますね。とりあえず「さわり」な感じで♪


2006年、スペイン・シッチェス。美しい町です。


町をあげて、年に一度の映画祭(主にホラーやSF、ユーロ・トラッシュな映画ばかり)が開催されます。


この年のテーマは“デヴィッド・リンチ”。街中に、耳のポスターが飾られていました。その写真は見つからなかったので、後日。


シッチェスはリゾート地で、海岸近くにたくさんの猫がいます。ローマの猫たちと違い、とてもフレンドリー♪


インタビューに答えるギレルモ・デル・トロ監督。ちょうど『パンズ・ラビリンス』完成発表試写が行われてました。彼とは宿泊したホテルが同じ階で、毎朝エレベータで乗り合わせてしまい、顔を合わせる度にえへらえへらジャパニーズ・スマイルw


モンテ・ヘルマン監督。インタビューの内容は主に、『荒野の用心棒』DVD収録用。眼光鋭く、すじもんみたいな感じの人でしたが、娘さんの話になると、途端にでれでれw


エージェントのラース・ブロック氏。もう10年以上の付き合いになります。主にマカロニウエスタンBOX用に収録したインタビューの内容はこちら


この人誰だったかなあ? 映画監督だったと思います。資料が見当たらないw ホラーTV用に収録したインタビュー時のスナップ写真です。


エンツィオ・G・カステラッリ監督。博識で映画が大好きな人でした。『地獄のバスターズ』収録用にインタビューをしたのですが、製作予算の都合でDVDには入れられず。


ラース・ブロック氏と、『食人族』パンフを差し上げたのでご満悦のルッチェロ・デオダート監督。心霊写真の様に見える人は通訳の日本人ですw。左の人はデオダート監督の親友。


ラース氏行きつけのローマ郊外に在るレストランの店長。カタコンベを改装した店で、墓地の中で食事するのです。店長はオタクで、会うなり開口一番、「『ルパン三世・念力珍作戦』のビデオ持ってない?」


ローマの街中をちょっと外れたところに在る、ダリオ・アルジェントのお店、「プロフォンド・ロッソ」。店長は元映画監督。『ラスト・コンサート』を撮ったルイジ・コッツィです。


世界各国から恐怖映画オタクが集まる、ホラーファンにとっては天国(地獄の方が例えとしてはいいのかな?w)みたいな店です。地下はアルジェント映画の名シーンを再現した蝋人形館になっています。


瀟洒な住宅街の中にある店ですが、ショーウインドウの中はこんな感じ。1時間観ていても飽きません。ホラー以外にもユーロ・トラッシュな映画グッズをたんまり取り扱っています。


この時ルイジ店長に聴いたのがきっかけで、『四匹の蝿』DVDをリリースすることが出来ました。彼は『四匹の蝿』の版権に関する顛末を1冊の本に書いてます。


ローマ郊外に在る、ダリオ・アルジェントの特撮工房。アルジェントのインタビューを撮る予定が、急遽『サスペリア・テルザ』打ち合わせが入ってしまったとのことで中止に。残念。


代わりに収録した技術スタッフのチーフ。周りに興味深い映画撮影用の小道具がいっぱいあります。


主にアルジェント映画に使われたエフェクト、小道具に使うマテリアル、恐怖映画の愉しみなどについて語って貰いました。この時のインタビュアーは山崎圭司さんです。


『デモンズ』のマスクなどの小道具も、ひとつひとつ丹念に撮っていたんだけど、どっか行っちゃったな。今度探しておきます。


工房の隅で小道具制作中のスタッフ。『サスペリア・テルザ』用に作っているところだと言ってました。


『デモンズ』マスクを並べてくれた、スタッフの美人ねーちゃん。


見る人が見れば判る、ミニチュア・セット。引きの写真が見当たらないので大きさが判りませんが、物凄く小さいです。びっくりするほど小さい(1m50p×1mくらい)。さて、此処は何処でしょう?


(蔵臼金助)


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